特集:
2008/05/07 日記<プロジェクトマネージャ_(資格)>
プロジェクトマネージャ_(資格)
プロジェクトマネージャ(略称プロジェクト、もしくはPM)は、情報処理技術者試験の一区分であるプロジェクトマネージャ試験に合格したものに認定される資格である。この資格が対象とするのは、システム開発計画を円滑に運営する責任者、いわゆる(役割としての)プロジェクトマネージャである。合格率は例年6〜8%程度と低い。この区分は高度情報処理技術者に分類されている。1995年の情報処理試験の大規模改定期に導入された。2000年までは受験に年齢制限(受験する年の4月1日時点で満27歳以上であること)があり、さらに受験に際し業務経歴書の提出を行う必要があった。ただし2001年に行われた情報処理技術者試験の大規模改訂で、年齢や業務経歴書の提出といった必要事項は廃止されている。以後プロジェクトマネージャ試験について述べる。
試験
例年、10月の第3日曜日に秋期情報処理技術者試験の一区分として行われる。午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式と論文式(小論文)に分かれている。
午前
マークシート式の四肢択一で55問出題され、100分で全問解答する。IRT(項目応答理論)によって、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午前試験通過)である。2001年度よりシステムアナリスト試験、アプリケーションエンジニア試験と問題が共通化された。また、ソフトウェア開発技術者試験、システムアナリスト試験、アプリケーションエンジニア試験のいずれかに合格した年度を含む2年以内に受験した場合、申請により午前試験を免除される。
午後I
システム開発計画の遂行と管理に関する問題(大問)が4題出題される。それぞれの大問は、主題の設定となる文章と、それに対するいくつかの小問からなる。そのうち3題を選択し、90分で解答する。素点採点で、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午後I試験通過)である。ただし、午前試験が600点に満たなかった者は採点されない。
午後II
3つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえてと小論文(最低2400字〜最大4000字)を120分で書く。採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となる。ただし、午後I試験が600点に満たなかった者は採点されない。
試験の評価
プロジェクトマネージャ有資格者への業界内の評価は非常に高く、ITPro(日経BP社)が行っている「社員に取らせたいIT資格」というアンケートでは、2005年以降、毎年1位となっている。(2007年結果|2006年結果|2005年結果|
2004年結果)ただし、これは資格取得にかかる費用がPMPと比べてかなり安価であり、また資格維持にも費用がかからず、その結果(実際に資格取得にかかる費用を負担する側となる)会社側の負担がPMPと比べてかなり軽いことも理由の1つとされている。世界共通の資格であるPMPと比べ、プロジェクトマネージャ資格は「アジア地域でしか通用しない」点が弱点である、という意見もある。「ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業(2) 」(翔泳社)より
脚注
関連リンク
情報処理技術者センター
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